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副島隆彦氏の新刊『官製相場の暴落が始まる』は円安を予言していた。

ここのところ、じっくりと時間を取って本を読むことができなかったのですが、

副島隆彦氏の新刊『官製相場の暴落が始まる』を読んでみました。

 

政治って言うと、テレビで知るくらいの知識しか無かった私ですが、政治や経済をマスメディアの知識だけで見聞するのは非常に危険な行為であり、事実に基づいた世界基準を学習する必要性に駆られるような本でした。

 

副島隆彦氏の新刊内容

『官製相場の暴落が始まる』では、触れられている内容について箇条書きをしてみます。

・アメリカのイエレン議長は「金利を上げる」と妄言を吐いているが、上げられるわけがない。金利が上がると借金が増えるから。
・日本人の虎の子、「年金」が米国債を買うことで合法的にアメリカに搾取されている
・株価の続伸はGPIF(運用金140兆円・年金積立金運用独立行政法人)による日本株買いの結果
・原発を止めたことで、天然ガス等の輸入額が10兆円増えている。だから円安は迎合すべきではない。
・アメリカが追加緩和(=ジャブジャブマネー)を辞めたのに、日本には要求している。

 

などなど、日本人にとって悩ましい話題ですが、こういった知識や事実を主体的・自発的に学ぼうとしなければ決して自然に得られる知識ではないですね。

副島隆彦氏が運営しているサイト『副島隆彦の学問道場』、今日のぼやき広報ページにて、新刊のまえがきが掲載されていますので読んでみてください。これ読んだら買わずには入られないでしょう。

(以下引用)

(『官製相場の暴落が始まる』「まえがき」ここから)

まえがき

今の日本政府がやっていることは相場操縦(そうばそうじゅう)である。すなわち、政府による市場の価格操作(マーケット・マニピュレーション market manipulation )である。こんなことを一体いつまで続けられるのか。

法律違反である相場操縦を、金融市場で政府、国家自身がやっている。先進国、すなわち今のアメリカ、ヨーロッパ、そして日本の3つがそろってやっている。(1) 株式と、(2) 債券(金利)と、(3) 為替(円・ドル相場、ドル・ユーロ相場)の政府自身による価格操作と統制が行なわれている。明らかに統制経済( controlled economy コントロールド・エコノミー)である。

今のところは、この先進国3つの地域の思うがままである。だからこのあとも円安(1ドル=116円ぐらいまで)が進み、株高(日経平均1万7000円台まで)が演出される。しかし、はたして金利(国債の値段)までを操(あやつ)ることはできるだろうか。

来年に入ったら、ニューヨークで株式の暴落が起きるだろう。無理やり作ったNYダウ平均株価1万7000ドル台は、1万5000ドル台まで落ちるだろう。

アメリカのFRB(米連銀準備(リザーブ)制度理事会)のジャネット・イエレン議長は、金融政策における“タカ派”の本性をついに露(あら)わにした。金融緩和(クオンティティティブ・イージング)をこの10月でやめる、と終了宣言した(7月9日)。

世界的に強いドル、すなわちドル高、株高演出の政策を強行しつつある。同時に「金利を徐々に上げる」と言う。はたしてそんなことができるのか。

「量的緩和をやめることなんか、できるものか。イエレンを痛めつけてやれ」という動きがニューヨークで起きている。アメリカにも、企業経営者たちが本業ではない“金融バクチ”で会社の利益を捻出(ねんしゅつ)している者たちがたくさんいる。経営者たちは金利が少しでも上がると資金繰(ぐ)りに響く。

実は、アメリカの経済政策( それは財政政策(フィスカル・ポリシー)と金融政策(マネタリー・ポリシー)の2つ )で、経済政策(エコノミック・ポリシー)の本当の主役は、イエレンではなくて、米財務長官(トレジャリー・セクレタリー)のジェイコブ・ルーだ。真犯人は、こっちなのだ。

・ジェイコブ・ルー(右)、ジャネット・イエレン(左)

参照:The Wall Street Journal,Feb. 25, 2014
Treasury Secretary Jacob Lew, right, with Fed Chairwoman Janet Yellen at the G20 meeting in Sydney
http://online.wsj.com/articles/SB10001424052702304834704579405523884717110

私たちは騙(だま)されている。いつもいつも、白髪の老婆のイエレン議長の、顔と声明文だけをニューズで見せられて、囮(おとり)作戦(レッド・へリング red herring )に引っかかっているのである。

ジェイコブ・ルー率いるアメリカの財務省にしてみれば、絶対に金利を上げることはできない。金利が少しでも上がると、巨額の米財政赤字(ファイナンシャル・デフィシット)を返済することができなくなる。

利子分の支払いさえができなくなる。予算が組めなくなる。だからイエレンが言う「アメリカ経済を正常化させるために金融市場に金利を付ける」とは、ウソである。金利を上げれば企業経営者たちが嫌がる。資金が株式市場から逃げる。すると株式の暴落が起きるはずなのだ。

日本では8月20日から急に円安・ドル高が起きて、1ドルは=110円になった。2003年4月のブッシュ・小泉(こいずみ)の時とそっくりだ。イエレンは10月末で金融緩和策(じゃぶじゃぶマネー)を全面停止(終了)して、「政策金利(短期金利、FFレート)を来年中には(相当の時期に)上げる」と言い出した。

米、欧、日の先進国3つは、もがき苦しむように今のデフレ経済から脱出しようとしている。が、できるはずがない。財政赤字の額が巨大すぎる。イエレンの判断はどう考えても筋が悪い。慎重に慎重に、そろりそろりと「金利が上がっても株式が暴落しない」ようにしている。真犯人の米財務省は金利が上がると困る。日本財務省も同じだ。相矛盾(あいむじゅん)した愚(おろ)かな政策に突っ走っている。

アベノミクスの安倍晋三(あべしんぞう)首相が、いくら「デフレ経済からの脱却」と言っても、できるわけがない。今年いっぱい年末までは、“官製(かんせい)株バブル”で株高にして投資家や経営者たちを浮かれ騒がせる。それで12月中旬に消費税の追加増税(10%へ)を決める。だから来年は株が暴落する。どれだけGPIF(ジー・ピー・アイ・エフ)の弾(たま)が保つかである。

アメリカは、アメリカ市場に、ヨーロッパからの資金と新興国や日本の資金も吸い上げて、掻(か)き集めることで自分だけ生き残ろうとする。イエレン(アメリカ)は、異常な金融緩和策をやめて、形上(かたちじょう)だけ正常な経済に戻ろうとする。

しかし内心はビクビクものである。今のような超低金利(ゼロ金利)で、やっとのことで経済を回している仕組みが、いつまでも続くわけがない。彼ら自身が死ぬほど分かっている。それでもデフレ(不況)と低金利は続く。

だから年末までは、日本でも低金利(ゼロ金利)を原因とする株式値上がりの浮かれ騒ぎが続く。それを安倍政権自身が“相場操縦”で、価格操作して吊り上げる。

私は、資産家と投資家の皆さんに、暴落が来るので利益が出ている今のうちに、ガラが来るまえに上手に売り逃げてください、と助言する。

金融・経済の本が、書店の棚にトンと並ばなくなった。金融本の書き手たちが読者の信用を失(な)くして全滅したのだ。私はただひとり、金融予測本を書いて世に問い続ける。

2014年10月
副島隆彦

(『官製相場の暴落が始まる』「まえがき」ここまで)

引用元:副島隆彦の学問道場・今日のぼやき広報ページ 

 

『官製相場の暴落が始まる』はどんな人が読んだ方が良いか?

 

先日、11月初めに安倍首相が外遊している間、解散風が吹き荒れましたね。

で、帰国するなり安倍首相は消費税を1年半先送りすることを決定し、国民の真意を問うとのことで衆議院を解散させました。

 

この流れから、

『アベノミクス失敗』
『アベノミクスがしたことは増税のみ』

と、やっとのこさメディアはアベノミクスを批判したわけですが、『官製相場の暴落が始まる』を読む限り、そんなことはの副島隆彦氏は前々からわかっていたのです。

 

つい、数か月前は、

『日経平均続伸!』
『景気が良くなっている!』

と、メディアが騒ぎ立てていたのを思い出すとあまりに滑稽ですね。

 

こんな感じで、メディアの影響によってのみしか政治や経済を捉えられていない人は読んだ方がいいです。

 

円安も予測していた。

政治や経済に興味のある方だけでなく、実際に経済が生活に大きな影響を及ぼしているFXトレーダーのような方々も読んだ方がいいと思います。

というのいも、世界の経済の大きな流れがわかるからです。

 

今回の異常なまでの円安も予め仕組まれていたことだり、日本が追加緩和をすることもわかっていたわけです。

欧州中央銀行のドラギ総裁も金融緩和を匂わす発言をするだけで、ユーロが売られるわけですし。

 

そういった大まかな流れが理解できていれば、メタトレーダーを使ったテクニカル分析に合わせて、市場の動向を読んだファンダメンタル分析も予め予測できるかもしれません。

 

かくゆう私も副島隆彦氏の学問道場のサイトをここ2ヶ月程、良くみていたので

ドル円を買いをしかけており、御多分に漏れず50万円ほど勝たせて頂きました。

9月以降うから円安が進みまくっていた、「もう天井だろ!」「もう天井だろ!」なんていつもだったらチキンレースをしているところでしたが、今回の大きな流れがわかっていたので迷わずロング(=買い)で入ることができました。

 

 

まとめ

 

副島隆彦氏の『官製相場の暴落が始まる』を読んで、完全に刺激されました。

その後、本屋に足を運んで新しい物から順に副島氏の本を買い漁るほど、おもしろかったです。

 

この売国奴どもが。

ふざけるのも大概にしろ。

 

こんな口調で書かれた本は久しぶりに読みましたが、読んでスッキリしますね。

 

ちなみに、来年は株が大暴落するので保有中の方は今のうちに売り抜けておいてくださいね。

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