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Cap-and-tradeProgams(排出権取引制度)を一番利用&検討している国はやはり中国。

よもや、すっかり京都議定書という言葉すら忘れさられていそうだったのですが、

先日のAPEC(アジア太平洋経済協力)の準備のために、北京で車のナンバー末尾によって車を規制したり、アメリカと中国が地球温暖化に向けて話あったり、で地球温暖化への関心が高まっています。

 

今からさかのぼること約17年前はテレビをつければ京都議定書の話題で、

大学の経済でゲームセオリーを学んだ人であれば、「結局俺ら死んじゃうし!100年後の地球なんてどーでもよくね!でもさ!そんな様子じゃイメージ悪いし、ちょっとは気にかけているフリしとこうぜ」

的なノリで、うやむやになっていました。

ちなみに、京都議定書ってなんぞやって方もいると思うので少しばかり説明を。

 

京都議定書とは?

1997年に京都で開かれた会議で、「地球やばくね?二酸化炭素減らした方がよくね?」ってことでスタートしました。

先進国に要求した内容は以下の通り。

「2008年~2012年の間に1990年と比べて5%CO2を減らしましょう」

というもの。

 

EU → 8%
アメリカ → 7%
日本 → 6%

 

のお約束でしたが・・・がっ!

アメリカが、「やってられるか!経済が回らないだろ!」ということで脱退。

一番の経済大国で世界のリーダーを名乗っているアメリカさんが脱退したことにより、微妙な空気になりました。

 

そして、この約束自体が2008年~2012年の4年間のものだったので、

2013年以降に関しては白紙の状態。

 

これが決まったのが1990年代の話だから、2010年代になって、中国やインド、いわゆるBRICsの国々が経済発展を果たしCO2を大量に排出するようになっていったのです。

 

まぁ、そりゃ中国としては自分の国が経済発展している途中でいきなり、二酸化炭素の排出抑えなよ!

と言われても、「知らんがな!アメリカ抜けたがな!!」と思うでしょうね。

 

でもって、Cap-and-tradeとは?

 

この京都議定書の認められたのが、Cap-and-trade。つまり排出権取引ですね。

私がアメリカのボストンキャリアフォーラムにて、就職活動をしていた時に、熱心な大学生が(おそらく東大)がゴールドマンサックスの役員に

「排出権取引についてどう思われますか?倫理観についてはどのようにお考えですか?」

と就職活動なのにお門違いな質問をしまくっていたのが印象的です。

 

話を戻します。

まぁ超簡単に言うと、排出量の基準を越えない企業が、排出量の基準を越えちゃう企業からお金を貰って、排出量を負担してあげるってことですね。
基準を100とした場合、

A社  120
B社  80

合わせりゃ、両方100だからオッケー!!企業間で取引してね!ってことです。

その間に仲介として入っているのが、ゴールドマンサックスなどの投資銀行なんでしょうね。熱心な学生曰く。

 

このCap-and-tradeを現在、国家規模で実行していたり予定しているのが圧倒的に多いのが中国だそうです。

それが一目でわかる図がこちら。

cap-and-trade出典:International Carbon Action

 

これに対して、アメリカはたった2つの予定しかないと豪語していますが、京都議定書抜けているんであんまり偉そうなことは言えないですよね。

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