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今さら聞けない!アベノミクス三本の矢を今さらわかりやすく。

安倍首相がAPECで外遊している間に、解散風が吹き荒れ世論に押される形で衆議院を解散させました。

解散が決まるなり、メディアはアベノミクスを一斉に叩きだし、「アベノミクス失敗!」と吊し上げていますが、つい数か月前は日経平均の続伸を取り上げて、「アベノミクスはすごい!」なんて言っていたわけですが・・・

結局のところアベノミクスがなんなのか?と思いの方もいるので、総選挙の前の復習ということでアベノミクス三本の矢についておさらいしておきましょう。

アベノミクス三本の矢

三本目の矢について発表された時に、「三本目の矢は自国に向けられた自殺のための矢か」なんて皮肉を言われましたが、じっくり考察してみるとなかなかのものです。

2012年12月にスタートした第二次安倍政権。

アベノミクスの根本的な目標はインフレなわけですが・・・じっくり見ていきましょう。

 

 

1本目の矢:金融緩和

1本目の矢は金融緩和です。

つい先日、アメリカが金融緩和を終了することを発表したのですが、日本にはまだまだ金融緩和をやれ!ということで、日銀の黒田総裁が10月31日に追加緩和(ハロウィーンサプライズ)黒田バズーカなんて言われています。

追加緩和ってのは、簡単でジャブジャブマネーですよ。

とにかくお金刷って市場に出回るお金の量を増やすってことです。

 

黒田総裁が2014年の3月に就任して、4月3日の日限決定会合にて「これまでとはまったく違う次元の金融緩和をする」と発言し、異次元金融緩和とも言われています。

この2年間で資金の供給量を2倍にするんだとか。

デフレマインドを脱却するためとは言いますが、金融緩和なんてモルヒネみたいなもんで一度手をつけたら辞められない代物なんですがね。アメリカさんは辞めましたが、日本にはやれと言っているわけです。

 

ちなみにですが、今年の9月に黒田さんは、「金融緩和だろうが、なんだろうがやる!」とも発言しています。

 

2本目の矢:機動的な財政政策

 

2本目の矢ほど如実に成果が数字として表れ、非難されている政策はありませんね。

と言っても!どうあがいでも無理だったような気もしますが、

 

2本目の矢のコンセプトは10兆円ほどを公共事業に投じて、需要を創出することでした。

が!もちろんこと2014年の4月に消費税が増税され、8%になりましたよね。

だから、需要なんて上がるわけもなく、2014年4-6月のGDPはマイナス7.6%、先日発表された2014年7-9月のGDPも-1.6%となってしまいました。

 

財政政策とはそもそもGDPを上げよう!というものなので数字として結果が芳しくないことがわかってしまいました。

海外のアベノミクスの報道では、財政政策に10兆円投じても消費税の増税によって消費が冷え込むからGDPは下がるというのは火を見るより明らかだったようです。

 

ノーベル経済学賞のクルーグマンも「消費税を10%に上げれば日本は終わる」と明言していますし、

公共事業にお金を投じても民間の需要は創出されないという結論になってしまいました。じ

 

 

3本目の矢:民間投資を喚起する成長戦略

 

3本目の矢はまだ放たれていません。

規制緩和などを行って民間企業や個人が活躍できるようになるというもの。具体的には扶養控除の見直しをして女性を正社員として働くように促したり、育児休暇などを促進したりなどなど。

 

会社を経営している私としては、外形標準課税がなかなか見どころだったのですか。(竹中平蔵さんおぬしも悪ですなぁと思いました。)

外形標準課税とは法人税を下げて税収が減るから、赤字の会社からも税金を取れるようにしましょう!ってことで、表向きはそうですが、競争力の無い会社を淘汰しようって感じです。

まぁ日本の会社の7割は赤字で、無理矢理赤字にしてしまって税金を逃れるって会社も多数あります。

だから外形標準課税を導入して、赤字の会社からも税金を取ろうってことですね。個人的には賛成なんですが。

 

これらのことから三本の矢は自国に向けた矢で背中に突き刺さると揶揄されているわけです。

 

 

安倍さんがやろうが、誰がやろうが無理なもんは無理!と言う人もいれば。

安倍さんは数十年後に日本を破たんに追いやった人物として歴史に名を刻む。という人もいれば、

財政破たんへの延命措置なだけだったと言う人もいます。

 

アメリカとの関係性がわかればもっとおもしろく今回の騒動を捉えられるでしょう。

 

 

最後に首相官邸のHPからアベノミクスが目指したものを見て終わることにしましょう。

アベノミクス

出典:首相官邸

 

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