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スイスもマイナス金利を導入!ゼロ金利ならぬマイナス金利とは?わかりやすく。

本日は、2014年12月18日。

ドイツに引き続きスイスもマイナス金利を導入する運びとなりました。世界経済がどの方向に向かうのか?と心配している方も多いのではないでしょうか。

 

と、マイナス金利って何!?なんなんじゃそりゃ?

 

という方も多いと思うので、マイナス金利についわかりやすく解説したいと思います。

The illuminated euro sculpture is seen in front of the European Central Bank's (ECB) headquarter (R)..

 

そもそも金利ってなんじゃ?

中学生・高校生くらいだと、そもそも金利の概念がわかっていないかもしれません。

まずは金利について考えてみましょう。

 

あなたが、銀行に100万円預けたとしましょう。

私は中学生くらいの時は銀行にお金を預ける理由は、「現金で自宅で持っておくと盗まれるかもしれないから」くらいにしか考えていませんでした。

が!実は、100万円を銀行に貸しているのと同じ意味なわけです。

 

つまり、銀行は借りてる側。

だから、預けてくれているお客さんに、金利分を上乗せしてお返しするわけなんですね。

 

お友達同士で考えるともっとわかりやすいかもしれません。

友達に100万円貸して、1年後に100万円返されても嬉しくもなんともありません。

105万円にして返してもらったらどうですか?さらに110万円で返してもらったらどうですか?嬉しいですよね。

この上乗せ分が金利です。
105万円で返してもらったら、年利5%.
110万円で返してもらったら、年利10%
ですね。

 

銀行潰れちゃうじゃん!!

 

そうです。みんなからお金を預かって、返す時に金利を上乗せしているだけじゃ銀行潰れちゃうんです。

 

なので!

銀行が会社にお金を貸して、返してもらう時に金利分を払ってもらっているんですね。

 

銀行 → 個人  金利を払う
会社 → 銀行  金利を貰う

 

この金利に差がある分だけ銀行は儲かるってわけです。
日本は、ゼロ金利政策というのがありまして、金利はほぼゼロなんです。つまり、銀行にお金を預けても全然お金増えないですよ。

銀行が企業にお金を融資(=貸す)時は、金利が2~4%くらいで、その金利差が利益なわけです。でも会社は潰れてしまって返して貰えない可能性もありますからね。差をつけるのは当然です。

 

そして、銀行は得た儲けや預かっている現金をどうしているか?と言うと、

日銀に預けています。

日本銀行は銀行の銀行ですから、個人が銀行に預けるように、銀行も日本銀行に預けるのですね。
(これ、あとで重要になってきます。)

で、マイナス金利って何?

ここで、マイナス金利の登場のです。

上記の例では、プラスの金利の場合(=通常の場合)について説明しました。マイナス金利はこの逆です。

 

金利がマイナスになっているので、銀行にお金を預けるとお金が減るのです。

 

なんで??お金預けているのに取られなきゃいけないの??

 

と、考えるかもしれません。そうです、その通りですよ(笑)

通常では考えられない状態がマイナス金利なのです。

(わかりやすく説明しているので、本当は国債の概念も必要なのですが割愛します。マイナス金利とは何?だけ理解してくださいね。)

 

逆に、銀行が企業にお金を貸す時は、会社側は金利分を受け取ることができるのですね。

会社としては、お金を借りて、金利も貰えるのは嬉しい!だから借りてどんどん設備投資をしよう!!ってことで経済が潤うという原理です。

 

動画にもありました。

YouTube Preview Image

マイナス金利をもうちょっと詳しく

 

今回、スイスでマイナス金利の導入が始まりますが、今年の5月にドイツも導入しました。

この「異常事態」が「通常事態」になりそうな兆しがでてきていますね。

 

みなさんご存知ヨーロッパには、欧州中央銀行(通称:ECB)があります。

これは日本で言うところの日本銀行みたいなもので、ヨーロッパにたくさんある銀行の中央銀行なんですね。

 

で、何が問題だったかと言うと、ヨーロッパの銀行がECBにお金を預けまくっていたのです。

日本でも預金が多いことが問題になっていましたが、使ってくれないと経済は循環しないわけです。

 

だから、マイナス金利を導入することによって、

ヨーロッパの銀行としては、「ECBにお金を預けて、手数料として支払わなければいけないだったら、企業に融資して使おう!」ってことで、ECBにお金を預ける行為を制限しようとしたわけですね。

 

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