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ミクロ経済とマクロ経済の違いについて、わかりやすく。ニッポンの経済学を読んで。

アメリカの大学でミクロ経済とマクロ経済を勉強していました。

 

最近になって、橘木俊詔氏の『ニッポンの経済学』を読んだので、再びミクロ経済学とマクロ経済学について考えるようになったので。


同書によると、日本の経済学部は「潰しが利く」「買い手市場」だったのですが、だんだんと商学部などに抜かれてきて地位を落としている。

しかも学生は不熱心で全然勉強しないという日本の経済学部を憂いています。

 

ということで、経済学についてなーにも知らない!これから勉強する!

という方のためにミクロ経済学とマクロ経済学の違いについて書いてみました。

ミクロ経済学とマクロ経済学の違い

のちほど、ミクロ経済学とマクロ経済学のざっとした概要をお伝えしますので、ここでは大まかな違いについて考えてみましょう。

ミクロ経済

最少単位の家計や企業が、どのように考えて行動して、その行動の結果がどうように相互に影響を与えるか?について学習をする。

需要と供給、市場の構造など

 

マクロ経済学

国単位で経済を考え、国の経済が浮き沈みしたりする原因や、その原因となる政策や市場原理について学習する。

経済政策、インフレーション、デフレーションなど

 

 

上記がミクロ経済学とマクロ経済学の違いです。簡単に言うと、

ミクロ経済学は、個人や会社レベルの小さい単位の経済について、マクロ経済学は国の大きな単位の経済について、です。

 

 

ミクロ経済学とは

 

ミクロ経済学は、かの有名なアダム・スミスの『国富論』に始まりますね。

今から240年も前の話です。

 

中学校や高校の教科書にも、アダムスミスの有名な言葉「神の見えざる手」が出ていたのを覚えている人もいるでしょう。

 

「神の見えざる手」は市場原理に任せておけば、モノやサービスの値段や数量が勝手に決まっていくといものですね。

リンゴを100円で買いたい!って人が、1万人いて、リンゴを120円で売りたい!って人が1万人いたりすと、均衡価格ってのが自然と生まれてきますし、

リンゴを100円で買いたい!って人が、10万人いたら、リンゴを120円で売りたかった1万人は価格を140円にしたいわけですし。

 

このことをについて、学習していくのがミクロ経済学です。

主にまずは需要と供給から学習していきますが、ゲーム理論が入ってきたり、現在価値、将来価値について勉強していくのもなかなかおもしろいです。

 

 

マクロ経済学とは

 

主に、GDPや物価や経済成長率などについた学習して、国の経済がどのように浮き沈みするかについて学習します。

割と計算式が入ってきますね。

ミクロ経済は国単位の大きな枠組みを無視しますが、国の経済政策で金利を上げる、下げる等で、ミクロにも大きな影響を与えるわけです。

 

 

最も有名なのは、ケインズ経済学です。

ケインズ

1929年のアメリカのウォール街で起こった世界恐慌に対して、「政府が経済政策を主導して、雇用を生み出せば、需要も生まれる」というもので、

世の中に失業者が溢れ返っているから、経済政策でもって不況を解消する!というものです。

あの、有名なニューディール政策もこのケインズ経済学からきているのです。

 

古典派だったり、新古典派だったり、ニューケインジアンだったり、いろんな派がありますがこれは割愛します。

ニューケインジアンに関しては、リアルタイムで楽しめる内容なので機会があったら紹介しますね。

話を戻します。

この国単位での政策だったりを勉強するのがマクロ経済学なんですね。

 

 

まとめ

 

超端的に言うと、個人レベルでの需要や供給などを勉強するのがミクロ経済学。

国単位での不況、好況、国の政策、GDPについて勉強するのがマクロ経済学。

 

違いはこれですね。

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