Read Article

大学入試「達成度テスト」のデメリットを文部科学省も把握している。

先日、12月22日(月)に下村文部科学大臣に、「大学入試改革案」が提出され

テレビ等のメディアでも、「センター試験が廃止!」「どうなる?」と話題になっています。

 

このブログでは、新しく導入される「達成度テスト」にて

私立の中高一貫性がますます有利になるとお伝えしました。

→ 新大学入試制度で私立の中高一貫生はますます有利

 

文部科学省も「達成度テスト」の導入によって生じるデメリットについて資料を作成していましたので、紹介します。

達成度テストのデメリット

こちらが、文部科学省の資料です。

→ 達成度テストのデメリット

 

まず、今回「達成度テスト」を導入して受験生が複数回試験を受けられるようにする目的が以下の通りです。

 

○受験生が本来の実力を発揮できるよう、再挑戦の機会の付与
○再挑戦の機会があることによる受験生、実施主体双方の精神的重圧の緩和
○達成度テストの資格試験的利用の促進(段階別成績提供を併用する場合は、さらに効果的)
○大規模な自然災害、交通機関のトラブル、新型インフルエンザ等による受験機会の逸失の回避

 

こちらの目的に関しては、納得いくものばかりですね。

 

でもって、6月の段階での資料ですが

デメリットの関しても述べられています。

達成度テストデメリット今のところ、年2回のラインが濃厚なようなので、6月の段階で考えられていたデメリットに関しては、どのみち当てはまりそうな感じですね。

上記でも述べられているように、「現役の受験生に関しては未だ学習していない内容について試験を行うことになる」

というデメリットがあります。

高校生の間に、試験を行うということは、高校生で学習する内容をすべて既習するのを

その1回目の試験に合わせなければ不公平ということになってしまいますよね。

現在の高校生と中学生のカリキュラムでは、高校2年生までに高校生内容を学習するのは不可能なので、浪人生や私立の中高一貫生がますます有利になってしまうということなのです。

 

文部科学省でのHPにも以下のように記述があります。

 

○試験教科・科目は、当初は、以下を想定して今後検討。(※教科・科目は選択も可能)
・国語、数学、外国語(英語)、地理歴史(世界史、日本史、地理)、公民(現代社会、倫理、政治・経済)、理科(物理、化学、生物、地学等)
※英語等、一部試験は外部試験による代替も検討。
※保健体育、芸術、家庭、情報及び専門学科の各教科の可能性も検討。
※高校2年から3年にかけて履修させている科目も存在することから、試験の教科・科目及びその出題範囲については、実施時期を踏まえた検討が必要。

このように考えられる、一番のデメリットとしては現役の公立高校生が不利になってしまうということでしょう。
私立の中高一貫に通って、高校1年生くらいまでいに高校生内容を既習すれば、

残りの2年間で個別の大学受験対策、つまり小論文だったり面接練習だったりができますしね。

URL :
TRACKBACK URL :

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)

COMMENT ON FACEBOOK

Return Top